∴ DVD 「将軍の娘 エリザベス・キャンベル」’99 アメリカ

監督：サイモン・ウェスト
原作：ネルソン・デミル
時間：116分

ジョージア州の陸軍基地で、
女性の全裸死体が発見される。
殺された女性エリザベスは、
キャンベル将軍（ジェームズ・クロムウェル）の愛娘。
陸軍犯罪捜査部のポール（ジョン・トラヴォルタ）は、
軍の名誉の為、そして将軍の為にも
FBIが動き出す36時間以内に
事件を解決するよう将軍から命令される。
ところが捜査を進めるうちに、
エリザベスの「もう1つの顔」が明らかになり始め…。

この作品も、お勧めされたので観る事に。

サスペンスが大好きでも、あまり興味がわかなかったのは、
トラボルタだから(;￣ー￣A アセアセ・・・
「フェイス／オフ」とか、「レザボア・ドッグス」とか好きですけど、
どうしても彼は好みではないのですｗ（それだけの理由です

レイプを題材にここまで、よく仕上げたなって・・・。
レイプシーンこれは、女性ならわかると思うけど、演技なのはわかってるけど、
観ていて凄くこみ上げてくる思いがある。
悔しさと、悲しみと、怒りと、恐怖・・・・・全てに対する絶望感・・・。
それを、全て無かった事にしろって言われたら、
彼女みたいなタイプだったら、絶対許せなかったと思う。
本当に、大好きだったからこそ、尊敬していたからこそ、信じられなかったと思う。

この作品は、誰がどんなとこに出てくるのかわからないといった、
見え隠れする陰謀が渦巻いていました。
（おかげで名前覚えるの苦手な私は相当苦労しましたが＞＜）
彼女を思ったからこそ、命をうしなったり、協力をしたり・・・・・。

でもさ、エリザベスは死ぬ前、助けて欲しかったんだよね、多分・・・・・。
辛かった、痛かった、苦しかった、怖かった・・・その状態を、
再現させて父親に見せた。その姿を晒した上で、助けて欲しかったんだよね。
裸体を晒す事の恥ずかしさよりも、救いが欲しかったんだと思う。
そういう風に観ると、凄く悲しい作品でした。

お勧め度　★★★★
ところでさ・・・・・SMシーンが映ったテープは結局どこに行ったの？ｗ

・・・・・追記・・・・・
男性ばかりの中で働いていくには、セクハラは当たり前なのが現状
私も、そういう職場にいた事があるからわかる。
そういう世の中じゃなくなるには、男性が当たり前の職ではまだまだ難題かも(´･ω･`)