∴ 試写会 『感染列島』 ’09 日本

監督：瀬々敬久
時間：138分

救命救急医・松岡剛（妻夫木聡）のもとに
一人の急患が運び込まれてきた。
インフルエンザ検査では、陰性と出た症状が、後日、
悪化した状態で、急患として運び込まれてきたが、
数時間後容態は悪化し始める・・・。
その後、各地で、同様の症状が見られるようになる・・・・。
新型のインフルエンザか？あるいは新種のウィルスなのか？
戦場と化した病院で従事する松岡らのもとに、WHOから
メディカルオフィサー小林栄子（檀れい）が派遣されてきた。
もしこのウィルスが国内で感染爆発した場合、
3ヶ月以内に交通網・都市機能が停止、わずか半年で
感染者は数千万人にものぼるという、
戦災をはるかに上回る恐るべき事態が予想された…。

アウトブレイク（同じような感じの、パニック・スリラー）的な感じがあるので、
つまらなくはないだろうとは思っていたのですが、予想通り、
楽しんで見ることが出来ましたが、
感染経路がなんか設定としては、中途半端な気がしないでもない。
私としては、少し納得ができなかったとこもあったり・・・。

気になったのは、一部シーンがホラー映画を思わせるようなとこがあり、
あえて、不気味さ加減を出すために、あんな雰囲気にしたのかもですが
その島の設定的には、状態が少し、中途半端かな？？

2時間18分ですが、長すぎず、退屈せずに見る事ができ、
泣き虫な私としては、結構泣けるシーンがありました。
特に、三田さん（国仲さん、田中の夫婦の名前）親子が泣けて泣けて

しかし、家族愛だけで、とめておけばいいものを、中途半端に恋愛要素も含まれ、
それが、感動できず、オチ的には不満だったり・・・。
ガス欠で車とまった、帰りも、歩いてたけど、どこまで歩く気だよ・・・？
とか妙に冷めた目線で見てしまったし・・・・。

お勧め度　★★★☆☆
個人的には、アウトブレイクの方が上かなぁ。
なので、今回は試写会で見ましたが、映画館で見たい程でもない。