∴ DVD 『自虐の詩』日本

監督： 堤幸彦
時間：118分

森田幸江(中谷美紀)は、無職で甲斐性無しの
元ヤクザの葉山イサオ(阿部寛)に尽くしている。
二人は大阪で一緒に暮らしているのだが、
まだ籍を入れてもなく、幸江がラーメン屋で働きながら
生活を切り詰めやりくりしているというのに、
イサオは毎日ボーッとして、やることといえば賭け事ばかり。
気に入らないことがあれば、ちゃぶ台をひっくり返す。
それでも幸江は、イサオと一緒にいるだけで幸せだと感じていた。
そんなある日、幸江は医者からおめでたを告げられ、
そのことをイサオに報告するのだが…。

TVで映画の予告を見てから、見に行きたかった作品を、ようやく、見ました。
うわ～ il||li _|￣|○ il||li　
やっぱり映画館で見ればよかった～(ﾉ_＜。)

はじめは、ただただ、爆笑でしたｗ
工工工工工工工工工工工工エエｴｴｴｴｴエｴｴｴｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ(ﾟДﾟ；
今のタイミングで、切れるの？とか、そんな理由でちゃぶ台返しかよみたいなｗ

後半になると、幸江と、イサオの回想シーンになり、喜劇から一気に、
悲劇（？）になりますが、何故、あそこまで駄目男に、幸江がほれたのか？
が、描かれており、面白かった。
イサオの髪型が、ありえないと思いつつ、駄目男かと思ってた、
イサオが、いかに幸江を愛していたかを知り、泣けました。
まぁ、ストーカーだな・・・・とか思ったりもしましたがｗ

学生時代のクマモトさんの、謎の行動も面白かったですが、不幸なわりに、
（かなり奇抜で、個性的だけど）いい友人に出会えてるじゃんって思った。

いつの時代の話だよって思えるのですが、現代だったりするのも驚いた。
原作を知らない私からしてみれば、とても面白かった。

個人的には、お守りを渡すシーンが凄く好きです。

お勧め度　★★★★★

阿部さんのパンチ似合ってた～
なんていうか、ああいうヤクザスタイルも似合う阿部さんに惚れ直しました。

しかし、どうしてもあのイサオって役が、
お父さんに見えて（あんなにかっこよくないけど）仕方なかったｗ
いや、うちの親は小指あるし、ちゃぶ台ひっくり返した事はなかったけどｗ