∴ ★DVD『モナリザ・スマイル』’03 アメリカ

監督：マイク・ニューウェル
時間：１１９分

名門女子大学にやってきた
新任教師・キャサリン（ジュリア・ロバーツ）は、
保守的な大学の生徒達に“自立”する事の
大切さを教えようと志を抱いていた。
伝統を重視する人々の反発を受けながらも、
キャサリンは女学生達に進歩的な教育を施していくが、
やがて、キャサリン自身と生徒たちは、
人生の大きな選択を迫られる時を迎える――。

これは、女性の為の内容になっているので、
男の方には少し退屈かもしれないです。
結婚が、女性の最終地点ではなく、幾つになっても、まだまだ可能性がある。
結婚したからといって、幸せになれるわけではない。
こう書くと結婚するなって内容みたいに思われそうですが、
そうではなく、家庭に入る前でも、入った後でも、保守的にならず、
もっとやりたい事をしてもいいんだ！って思える内容。

仲のいい友人でも、時にはぶつかるし、言いたくないのに、
勢いあまって、酷いことを言ってしまう時もある。
恋愛面でも、うまく気持ちを伝えられずに、駄目になってしまうこともある。
色々なシーンから、現代女性を表現しているようで面白かった。

いいなぁって思ったのシーンは、
ジゼルに酷い事を言いまくる、ベティ（キルスティン・ダンスト）に、
逆切れなどせず黙って抱き締めて上げるとこ。
ああいう、友達って凄いいいなぁ～って思う。
後、ラストの方で、ゴッホのヒマワリの塗り絵を、生徒達が、個性的な色や、
絵で塗った物を、キャサリンに、あげるシーンもとても素敵でした
オススメ度　★★★★★（女性のみ)

2005年03月26日(土) 18:20