∴ DVD『ファニーゲーム Ｕ.Ｓ.Ａ』’07 アメリカ

監督・脚本：ミヒャエル・ハネケ
時間：111分

ファーバー一家は、夫ジョージと妻アン、
そして一人息子ジョージの３人家族。
穏やかな夏の日、彼らは家族水入らずで
バカンスを過ごすため、湖の別荘へとやって来た。
さっそくアンが夕食の準備に取り掛かったところ、
気の良さそうな青年が玄関先に現われる。
隣人の使いだという彼は、
卵を分けて欲しいと丁重な態度で申し出る。
アンはためらいもなくドアを開け、青年に卵を分け与えるが…。

リメイクとは知らずに見ました。

面白そうだな～と思いレンタル。

なんていうか、ある意味不気味なゲーム番組みたいな設定で、
話が進んでいきます。

最初の方から、怪しい雰囲気がバンバン出てます。
隣人の態度、やたらと吠えまくる犬、白い服装に白い手袋をした謎の青年。
はっきり言って、何かあるでしょ？って警戒しない方が不思議じゃないのか？
とか思ってしまいました。←基本的に、疑い深いだけとも言う。

個人的感想其の一
マナーだのなんだの言ってる割に、態度が悪いピーターにもいらっとする。

個人的感想其のニ
息子のジョージが隣人宅に逃げ込んだ時が、
やたらと暗く、どこから敵が来るのか？とドキドキした。
（ある意味、お化けがでるんじゃないか？というホラー感覚だった(´･ω･｀)）

個人的感想其の三
相棒が殺されたシーンで、巻き戻しというありえない展開にがっかり感が・・・。

個人的感想其の四
携帯が防水だったらどうする気なのだろうか？？？


何がしたいのか、わけもわからず、進んでいく展開。
さほど、面白いというわけでもないけど、見れなくもないとは思う。

内容が内容なので、もっと残虐性があったほうが、面白かったと思うが、
殺しのシーンは音だけ（そのあとは、血の跡のみ）で、
死体が写ったりしないのが、怖さが感じられず残念な気がする。
最後アンが殺される時も、妙にあっさりしていて残念。
あそこまでたくましいなら、生きててもおかしくないんじゃないか？とも思えなくもない。

色々気になる点はあるが、そのまま終わってしまったので、
残念な気持ちが消えないままでした。

お勧め度　★★★